知られざる実話「トーゴー」は、犬ぞりの名手レナード・セッパラとリーダー犬トーゴーの胸踊る冒険物語だ。1925年冬、セッパラとトーゴーは小さな町へ血清を運ぶため、危険に満ちたアラスカの大地へと旅立つ。強さと勇気、そして決意を試される旅だ。
知られざる実話「トーゴー」。1925年冬、危険に満ちたアラスカのツンドラを舞台に胸踊る冒険が繰り広げられ、ひとりの男レナード・セッパラと犬ぞりのリーダー犬トーゴーの強さと勇気、そして決意が試される。アラスカの町ノームを恐ろしい伝染病が襲った。治療薬があるのは1000キロも彼方だ。町は犬ぞりの名手レナード・セッパラ(ウィレム・デフォー)に血清を運ぶよう期待を寄せる。セッパラの頼みの綱はそり犬のリーダー、トーゴー。小柄で地味な、年老いたシベリアンハスキーだ。セッパラの妻(ジュリアンヌ・ニコルソン)は、トーゴーがどんな所からも抜け出すイタズラな子犬だった頃から、その力を認めていた。忠誠心と粘り強さを持つトーゴーこそ、危険な任務を生き延びる鍵なのだ。大吹雪が迫る中、心配する妻を残し、セッパラとトーゴーは命懸けの旅へと出かけ、犬ぞりチームによる血清リレーの最長の区間を走る。吹き荒れる強風、マイナス50度の低温、視界はほとんどない。この過酷な旅を通して、ベテランの犬ぞり師はリーダー犬への深い愛情と強い絆に気づくのだ。※この作品には、激しい光の点滅を伴うシーンがあります。ご注意ください。