舞台は1600年の日本。敵対勢力による命の危機が迫る中、吉井虎永は命を懸けて戦っている。そんななか領地の漁村にヨーロッパ船が漂着しているのが発見される。
ジェームズ・クラベルの小説を基に脚色した本作は、1600年の天下分け目の戦い前夜の日本が舞台である。敵対勢力による命の危機が迫る中、吉井虎永は命を懸けて戦っている。そんななか領地の漁村にヨーロッパ船が漂着しているのが発見される。その船のイギリス人航海士ジョン・ブラックソーン(後の按針)は、虎永劣勢の局面を打開し、自身の敵であるイエズス会の神父とポルトガル商人の支配を壊滅させることができる秘密を持っていた。虎永と按針の運命の鍵を握るのは、二人の通訳を務める戸田鞠子だった。鞠子はキリシタンの謎多き高貴な女性で、謀反人の一族の唯一の生き残りである。この緊迫した情勢の中、虎永に仕える一方で、鞠子は按針との新たな交わり、自分を救ってくれた信仰、そして亡き父への務め、と折り合いを付けることを迫られる。
この作品には、地震・津波およびそれに関連する映像が含まれます。ご視聴の際はご注意ください。