反逆のネル

1705年のイングランド。ネル･ジャクソンは、戦地よりトッテナムの家族の元へ帰還する。勇ましい妖精ビリー･ブラインドによって超人的な力を与えられたネルは、地主の横暴な息子トーマス･ブランチフォードと対決。ところが殺人のぬれぎぬを着せられてしまう。妹のロキシーとジョージを連れて逃亡する道中、ネルは追い剥ぎになることを余儀なくされる。一方、ネルの力が世間に広まると、彼女に関心を寄せる者が現れた―闇の呪術を操り、密かにイングランド女王に対する陰謀を企てるポイントン伯爵だ。ポイントンとの衝突が避けられない状況の中、正義の追求には極めて長い時間がかかると痛感するネルとビリー。汚名をそそぐには、まずポイントンを倒し国を救う以外に方法はないのだ。