13歳の少女カリフォルニアが3人の養父と一緒に、メキシコシティからサカテカスを目指す旅に出る。9年間音信不通だった母親と再会するためだ。その道中、動機不明のおかしな悪党2人に尾行されるが、カリフォルニアたちはそんなことを知る由もないのだった。
カリフォルニアに思いがけないプレゼントが届く。1台のバンだ。母親のイツェルが送ったもので、ある頼み事も添えられていた。それは、バンでサカテカスまで来てほしい、というもの。9年間姿を消していた自分と再会してほしい、というのだ。そんなイツェルに対し、カリフォルニアの3人の養父たちは不信感を抱くが、カリフォルニアは「この旅は自分たち母娘の幸せにつながるんだ」と3人を説得する。ほどなく、カリフォルニア、ミゲル、ディエゴ、モルガンは冒険の旅に出かけるが、その旅で彼らの人生は思わぬ展開を見せることになる。彼らは知る由もなかったのだが、道中2人のおかしな悪党に尾行されていたのだった。その悪党らはまた、謎に包まれた女性・イツェルを捜している。