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ディズニープラスで視聴できるサーチライト・ピクチャーズのおすすめ映画10選

2025年10月25日

ディズニープラスでは、華麗な受賞歴を誇るドラマ、コメディ、スリラー、そして既成概念を打ち破るストーリーなど、名作の数々を配信中。

大胆で作家性を重視した映画製作で定評のあるサーチライト・ピクチャーズ。同スタジオの作品は数々の賞を席巻し、上映が終わった後も観る者の心に深く刻まれます。サーチライト・ピクチャーズ映画作品を特徴づけるのは、大胆なストーリーテリング、卓越した映像美、そして型にはまらない複雑な人物描写です。現代映画の古典とも称されるこれらの名作の中から、アカデミー賞®受賞作から常識を覆すスリラーまで、映画史に残る傑作を厳選して紹介します。

サーチライト・ピクチャーズのコメディ作品

『リアル・ペイン~心の旅~』

いとこのデヴィッド(ジェシー・アイゼンバーグ)に腕を回すベンジー(キーラン・カルキン)。
『リアル・ペイン~心の旅~』サーチライト・ピクチャーズ

ジェシー・アイゼンバーグが脚本、監督を手掛け、キーラン・カルキンとともに主演も務めたほろ苦いロードトリップコメディ。再会した従兄弟のデヴィッドとベンジーは、ポーランドの遺産をめぐるツアーに参加。ときに辛辣な言葉を交わしながら祖母の死を悼み、歴史の重みに向き合う二人の旅は、やがてユーモアと感動が交錯する心揺さぶる結末へとたどり着きます。

本作品でカルキンはSAGアワード(全米映画俳優組合賞)、BAFTA®(英国アカデミー賞)、アカデミー賞®助演男優賞を受賞。脚本もアカデミー賞®にノミネートされ、BAFTA®賞を受賞しています。笑いと辛辣な本音、そして驚くほど感動的なフィナーレを堪能してください。

『リアル・ペイン~心の旅~』を配信で観る

サーチライト・ピクチャーズのドラマ作品

『名もなき者/A Complete Unknown』

ポケットに手を突っ込んで地面を見つめながら通りを歩くボブ・ディラン(ティモシー・シャラメ)。
『名もなき者/A Complete Unknown』サーチライト・ピクチャーズ

ティモシー・シャラメが若き日のボブ・ディランを演じ、ミュージシャンとしての一大転換を生き生きと描き出す。タバコの煙に満ちたグリニッジ・ヴィレッジのコーヒーハウスから、ニューポートでの衝撃的なステージまでーー本作は、彗星のように現れたシンガーソングライターの軌跡を追いながら、複雑な人間関係と、周囲の期待に抗おうとする切実な思いを浮き彫りにする。

ジェームズ・マンゴールド監督の優れた構想が評価され、本作品はアカデミー賞®で作品賞と主演男優賞を含む8部門にノミネート。さらにエドワード・ノートンとモニカ・バルバロがそれぞれ助演男優と助演女優部門で高く評価されました。観る者を、若き情熱と緊張が交錯する音楽の歴史的瞬間へと誘う作品です。

『名もなき者/A Complete Unknown』を配信で観る

『アールズ・ダイナーのシュープリームス』

並んで歩くオデット(アーンジャニュー・エリス・テイラー)、クラリス(ウゾ・アドゥーバ)、バーバラ・ジーン(サナ・レイサン)。
『アールズ・ダイナーのシュープリームス』サーチライト・ピクチャーズ

自称「シュープリームス」のオデット、クラリス、バーバラは、高校時代からアールズ・ダイナーでミルクセーキと秘密を分かち合う仲。数十年の時を経て、病気や裏切り、家族の問題に直面する中で、彼女たちはこれまで揺るがなかった絆の強さを試されることになります。

ティナ・メイブリー監督は、アーンジャニュー・エリス=テイラー、サナ・レイサン、ウゾ・アドゥーバら実力派キャストから見事な演技を引き出し、最も深い傷さえも癒す女性たちの連帯を鮮やかに描き出しました。お気に入りのブースのネオン灯の下で、温かなユーモアと厳しい現実が静かに交錯します。

『アールズ・ダイナーのシュープリームス』を配信で観る

サーチライト・ピクチャーズのブラックコメディ作品

『憐れみの3章』

マーガレット・クアリー、ジェシー・プレモンス、ウィレム・デフォーが演じる登場人物たちが寄り添い合う。
『憐れみの3章』サーチライト・ピクチャーズ

ヨルゴス・ランティモス監督が、3つの不穏なエピソードを通して、鋭いウィットとともに権力と自由意志の核心に迫る。第一章では、従順な従業員が支配的な上司に勇気をもって逆らおうとする。次の章では、ある警官が、海から戻ってきた女性が本当に自分の妻なのか疑いを持つ。最終章は、奇跡を起こすと噂される人物を探し求める旅が描かれる。

実力派キャストが揃う中、ジェシー・プレモンスが圧倒的な存在感を示し、カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞しました。章ごとにがらりと変わる雰囲気、シュールなユーモア、そして観る者の後を引く哲学的な不安――その独特の余韻がクセになる一作です。

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『ナイトビッチ』

汚れた顔で犬に囲まれている母親(エイミー・アダムス)。
『ナイトビッチ』サーチライト・ピクチャーズ

マリエル・ヘラー監督が同名小説の原作を大胆に解釈し、野生化していく母親の変貌を映像化。郊外で暮らす平凡な専業主婦が、次第に自分が動物のように変わっていくと感じ始める。日常の光景が不安定に歪んでいくなかで、彼女は自分のアイデンティティを保とうとするが、その努力はブラックな笑いとともに、抑えきれない本能的な恐怖を呼び起こしていく。

エイミー・アダムスは圧倒的な存在感でスクリーンを支配し、その大胆な演技でゴールデングローブ®賞にノミネートされました。本作は、母親であることの重圧や「健全さ」を求められる痛みを浮き出しにし、幸せな家庭と原始的な本能の境界がいかに紙一重かを突きつけます。

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『ノット・オッケー!』

バラの花束を腰に飾ったドレスを着てポーズをとるダニー・サンダース(ゾーイ・ドゥイッチ)。
『ノット・オッケー!』サーチライト・ピクチャーズ

インフルエンサー文化を鋭く風刺する作品。主人公のダニー・サンダースは、パリで執筆活動中だとSNSで嘘をつくが、現実世界で起きた悲劇をきっかけに、思いがけず爆発的な人気を得てしまう。フォロワーが急増し、活動家からも招かれるなど刺激的な日々を送るなか、ダニーは本当の悲劇の遺族であるローワンと親しくなる。ほころび始めた嘘の姿を守るために、彼女は奔走する。

クイン・シェパード監督は、ダークコメディの手法を駆使してゾーイ・ドゥイッチ、ミア・アイザック、ディラン・オブライエンから辛辣な演技を引き出し、人は賞賛を得るため、どこまで本当の自分を偽ることができるのかと問いかけています。

『ノット・オッケー!』を配信で観る

サーチライト・ピクチャーズのロマンス作品

『グレイテスト・ヒッツ』

群衆の中で微笑むハリエット(ルーシー・ボーイントン)。
『グレイテスト・ヒッツ』サーチライト・ピクチャーズ

恋人の死から立ち直れないハリエット。ある曲を聴くことで、彼と過ごした大切な瞬間へ戻れることに気づき、悲しみに暮れる日々に希望の光が差し込む。タイムスリップを重ねるたびに過去を書き換えるチャンスが訪れるが、その結果未来が少しずつ姿を変え、彼女は別の誰かと恋に落ちる可能性と向き合うことになる。

脚本と監督を担当したネッド・ベンソンは、ルーシー・ボーイントン、ジャスティン・H・ミン、デヴィッド・コレンスウェットが織りなす感情豊かなセッションを見事に指揮。生き生きとした映像と、ノスタルジックなレコードプレーヤーの音を通して、音楽が“悲しみを封じる力”にも“心を解き放つ力”にもなりうることを描き出しています。

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『ライ・レーン』

ドム(デヴィッド・ジョンソン)とヤズ(ヴィヴィアン・オパラ)。
『ライ・レーン』サーチライト・ピクチャーズ

南ロンドンの展覧会で出会ったドムとヤズ。それぞれがひどい失恋の傷を抱えていることを知り、お互いを慰め合う。自由気ままに過ごすある日、彼らはカラオケバーに立ち寄り、そこで別れた恋人たちと向き合うことに。活気に満ちた街の中で、彼らは少しずつ希望を取り戻していく。

レイン・アレン・ミラー監督はロマンスに鋭いウィットと大胆なカメラワークを織り交ぜ、デヴィッド・ジョンソンとヴィヴィアン・オパラの息ぴったりの演技を引き出す。本作は、本当の愛の厄介な側面を受け入れながら、もう一度やり直そうとする2人を描く爽やかなラブストーリーです。

『ライ・レーン』を配信で観る

サーチライト・ピクチャーズのホラー&スリラー作品

『フレッシュ』

スティーブ(セバスチャン・スタン)とノア(デイジー・エドガー=ジョーンズ)。
『フレッシュ』サーチライト・ピクチャーズ

出会い系アプリにうんざりしていたノアは、食料品店で魅力的なスティーブと出会い、週末旅行へと出かける。ところが、人里離れた家でスティーブの食に対する異常な嗜好を知ってしまう。悪夢のようなデートに巻き込まれたノアは、闘うか逃げるか、究極の選択を迫られる。

ミミ・ケイブ監督は、デイジー・エドガー=ジョーンズとセバスチャン・スタンの圧巻の演技を軸に、ブラックユーモアと背筋が凍るようなサスペンスを絶妙なバランスで描き出す。巧みなプロダクションデザインと耳に残る音楽が、秘密の暴かれる瞬間をいっそう盛り上げ、観る者の鼓動を高鳴らせます。

『フレッシュ』を配信で観る

『ホールド・ユア・ブレス』

空気中の砂で息が詰まるマーガレット・ベラム(サラ・ポールソン)。
『ホールド・ユア・ブレス』サーチライト・ピクチャーズ

砂嵐に襲われる1930年代のオクラホマを舞台にした『ホールド・ユア・ブレス』。家族が邪悪な存在に脅かされていると信じる女性を中心に、物語は展開していく。

キャリー・クラウス監督とウィル・ジョイネス監督は、神経がヒリつくようなホラーに歴史描写を巧みに融合。孤立がいかに恐怖を増幅させ、人を順応へと追い込むのかを探ります。アンサンブルキャストの筆頭を務め、ミステリアスな世界で存在感を放つのはサラ・ポールソン。最後の瞬間まで衝撃的な秘密が隠された物語は、忘れられない、凍りつくような恐怖をもたらします。

『ホールド・ユア・ブレス』を配信で観る

今回ご紹介した10作品からも伝わるように、「サーチライト・ピクチャーズ」の名を名を冠する映画は、本質的なキャラクター研究からジャンルを超えた独創的な試みに至るまで、さまざまな表現方法に挑んでいます。今回紹介した作品を観れば、スタジオのロゴマークが“受賞作を生み出す大胆な映画づくりの象徴(アイコン)”であることを、きっと実感できるはず。スリル、感動、カタルシス、そしてうっとりするようなロマンスまで、芸術的な傑作の数々がいつでもあなたをお待ちしています。

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