イリリア王国で2番目に生まれた王女のサムは、王家の模範のような子ではなく、自分の居場所を模索している。業を煮やした女王で母のキャサリンによってサマースクールへ行くこととなったが、その学校は謀られたものだと知る。サムと他の生徒たちはスーパーパワーを持っていて、シークレット・ソサエティ・オブ・セカンドボーン・ロイヤルズのメンバーになるための訓練を受けに来させられたのであった…。はたして彼女らは王国を救うため、パワーを使いこなせるようになるのだろうか?
サムはイリリア王国で2番目に生まれた君主制を批判する王女。彼女は王家の模範のような子ではなく、自分の居場所を模索している。まもなく18歳になり、新たな女王となるための行動をとっている姉のエレノアとは違い、バンドを組み、反君主制を歌い上げているサムは警察との衝突が避けられない。そんなサムに業を煮やしたキャサリン女王はサマースクールに行かせることにするが、サムはその学校が謀られたものだと知る。それはサムと他の4人の王国の第二子たちが皆、スーパーパワーを持っており、特別な秘密結社のメンバーになるための訓練を受けに来させられているということであった。しかし訓練が始まると、サムたちにふりかかる驚きはこれだけではない。謎の凶暴な男が大切な人たちの安全を脅かそうとする。そのとき彼女らは王国を救うため、パワーを使いこなせるようになるのだろうか?